「またケンカしちゃった…」
その夜、私はリビングで一人、冷めたコーヒーをぼんやり見つめていました。
寝室では夫が無言のまま背を向けて寝ている。私も、怒っていたわけじゃない。ただ寂しかったんです。
「こんな小さなことで、どうしてわかってくれないんだろう?」
「どうしてあんな言い方をされなきゃいけないの?」
そう思えば思うほど、自分がちっぽけで、報われない存在に思えてきて、泣くほど悔しかった。
でも、私はただ、わかってほしかっただけなんです。
ケンカが怖くなる瞬間
結婚する前は、彼のちょっとした気遣いや優しい言葉に癒されて、「この人となら安心して一緒に生きていける」と思っていました。
でも、一緒に暮らし始めてから見えてきたのは、価値観の違いや、疲れているときの無言、私の話に上の空で返す返事。
それまで気にならなかった些細なことが、どんどん心に引っかかってくるようになりました。
「ケンカをしたら、関係が壊れるんじゃないか」
そんな不安があって、本音を我慢したこともありました。
でも我慢が続くと、どこかで限界が来て、ある日爆発するように泣きながら怒ってしまったこともあります。
それでも、自分の思いが伝わらず、むしろ彼を困らせてしまったような空気になると、
「やっぱり話さなければよかった…」と後悔する日もありました。
💡 ケンカ=壊れる、ではないと知った日
ある日、ふたりの共通の友人夫婦と食事をしたときに、奥さんがこう言ったんです。

「うちもめちゃくちゃケンカしますよ。でも、それでちゃんと話せるようになってきました。最初はぶつかるのが怖かったけど、本音を出すようになってから、関係が深くなった気がします」
それを聞いたとき、衝撃でした。
ケンカって、“危ないこと”じゃないんだ。
むしろ、それは「お互いにもっと近づきたい」というサインかもしれない。
そう思えたとき、私の中で少しだけ、何かが変わった気がしました。
ある夜の、私の小さな挑戦
それからしばらくして、また夫と気まずい雰囲気になった夜のこと。
私は、自分から話しかける勇気が出ませんでした。
でも、このまま何もせずに寝るのは、もう嫌だった。
そこで私は、リビングに置いてあったメモ帳に、そっと一言だけ書いて、寝室のテーブルに置きました。

「さっきはごめんね。本当は、わかってほしかっただけなの」
その言葉を書くだけでも、涙が出そうでした。
私だって、できれば謝りたくなかった。
でも、私は「負ける」のではなく「守る」ために動きたかった。
翌朝、夫はいつもより少しだけ静かに起きて、何も言わずにコーヒーをいれてくれました。
そして小さな声で「昨日は…ごめん」と言ってくれたんです。
その言葉を聞いた瞬間、「ああ、この人となら、またやっていける」と思えました。
実は、こうした“ちょっとした勇気”こそが、関係に変化をもたらす原点なのかもしれません。
関係を“壊さない”ために必要なこと
ケンカをしない夫婦なんて、きっといないと思います。
でも、大切なのは「ケンカのあと、どうするか」。
・言いすぎたことを素直に認める
・相手の反応の裏にある“感情”を想像してみる
・すぐには話せなくても、時間を置いてでも伝える勇気を持つ
・「わかってもらえなかった」という気持ちのまま終わらせない
これらは、最初は難しいけれど、習慣になると少しずつ関係の空気が変わっていきます。
私は今でも完璧じゃありません。
でも、「ぶつかる=壊れる」ではなく、「ぶつかっても大丈夫」と思えるようになったことが、
私にとっては結婚生活でいちばんの前進でした。
次回予告
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