「きっと、こう思ってるに違いない」
「どうせ、またああいう反応でしょ」
そうやって、相手の気持ちを“わかったつもり”になってしまうこと、ありませんか?
私はあります。何度もあります。
夫の表情、言い方、沈黙を見て、
「あ、たぶん今こういう気分なんだろうな」って勝手に想像して、
自分の中だけで話を完結させてしまう。
でもある日、思い切って尋ねてみたら、
返ってきた答えは、私の想像とは全く違っていました。
「知っているつもり」が、いちばん大きな“すれ違い”を生む。
このことを、私は痛いほど実感したのです。
今回は、「相手を知ること」について一緒に考えてみませんか?
毎日そばにいるのに、
ふたりの関係がなぜか噛み合わない。
それは、思い込みが邪魔をしているのかもしれません。
このブログが、ふたりの距離をそっと近づけるきっかけになれば嬉しいです。
◆ 「知っているつもり」の落とし穴
長く一緒にいればいるほど、
「相手のことなら、わかってるつもり」になってしまいがちです。
でも、その“つもり”が、
ふたりの距離をじわじわと遠ざけていくことがあります。
たとえば私は、夫がいつも黙っているとき、
「きっと私に怒ってるんだろうな」と思い込んでいました。
だから、「ごめんね」と謝ったり、
無理に笑顔を作って機嫌を取ろうとしたり、
勝手に気を遣っていたのです。
でも、ある日ふと聞いてみたんです。
「ねぇ、もしかして何か怒ってる?」と。
すると返ってきたのは、
「え?全然。ただちょっと、仕事のことで考えてただけだよ」という答え。
あまりの拍子抜けに、私は思わず笑ってしまいました。
あぁ、私は「自分が原因だ」と決めつけてたんだな。
思い込みって、想像力があるようで、実はとても狭い世界なのかもしれません。
しかも、悪い方に想像しがちだから、
無意識のうちに心に壁を作ってしまう。
そのせいで、本当は何も問題がなかったのに、
自分からすれ違いを生み出してしまうこともあるのです。
◆ 「知る」は、確認することから始まる
「どうせこうでしょ」と決めつけずに、
「もしかして…?」と聞いてみる勇気。
たったそれだけで、関係がやわらかくなることがあります。
たとえばこんなふうに——
「今、ちょっと元気なさそうだけど、大丈夫?」
「さっきの言い方、気になったかもしれないから…ごめんね」
「こう感じたんだけど、合ってる?」
“確認する”という行為は、相手の心に触れる優しさです。
それは、相手を信じようとする姿勢であり、
「あなたのことを、ちゃんと理解したい」という想いの表れ。
そしてその姿勢こそが、
“ふたりの信頼”を少しずつ育てていくのです。
私はあるとき、夫にこんなふうに言われました。
「自分の気持ちを聞かれると、ちゃんと見てもらえてるって感じる」って。
それを聞いたとき、私はハッとしました。
それまでは「察すること」ばかり頑張っていたけど、
本当に必要だったのは、「聞くこと」だったのかもしれないと。
◆ 思い込みがほどけた、あの日の会話
ある日、夕食のときに、夫があまり口をきかず、ぼんやりしていました。
私は「また機嫌悪いのかな」と感じて、
食事の雰囲気が重くなるのを避けようと、無理に明るくふるまっていました。
でも、どうしても気になって、「何かあった?」と聞いてみました。
すると、夫はゆっくりと話し始めたのです。
「実は今日、会社で後輩のフォローができなかったことがあって…なんか悔しくて」
まさか、そんなことで悩んでいたなんて思いもしませんでした。
「そうだったんだ…話してくれてありがとう」
私がそう言うと、夫は少しだけ笑いました。
その笑顔を見たとき、私は気づきました。
聞いてよかった。
話してくれるって、当たり前じゃないんだ。
ちゃんと「聞く」ということは、
その人の大事な気持ちに触れること。
◆ ふたりの距離を近づける3つの問いかけ
1. 「今日、どんなことがあった?」
2. 「今、どんな気持ち?」
3. 「私はこう感じたけど、どう思う?」
この3つの問いを繰り返すうちに、
ふたりの会話の質が少しずつ変わっていきました。
思い込みは、沈黙を生みます。
でも、問いかけは、対話を生みます。
その差は、関係にとってとても大きいのです。
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◆ 読者さんから届いた感想
「夫の気持ちを決めつけていたことに気づきました」
「“聞いてみること”って、こんなに大切だったんだと実感しました」
「つい“察して”って思っていたけれど、話すことも、相手を信じることなんですね」
そんな声が、私の元に届いています。
このブログが、誰かの心に届いていること。
それが、何より嬉しいです。
◆ 日常でできる、思い込みを手放すヒント
✔ 「たぶんこうだろう」を「聞いてみよう」に変える
✔ 相手の言葉を最後まで遮らずに聴く
✔ 一度聞いたことも、何度でも確認してみる
人は、日々変わっていきます。
だからこそ、“知り続けようとすること”が大切なんです。
毎日の暮らしの中で、ちょっとだけ丁寧に「聞いてみる」こと。
それが、ふたりの距離をやさしく整えてくれます。
◆ 最後に、あなたへ
「この人のこと、もう全部わかってる」
そう思いたくなるときもあります。
でも実は、わからない部分があることこそが、愛おしいのかもしれません。
だからこそ、今日も「知ろう」とすることに意味がある。
「なんでわかってくれないの?」じゃなく、
「どうしたら、もっと分かり合えるかな?」と問いかけてみる。
その小さな心がけが、
やさしい関係の始まりになると私は信じています。
焦らなくて大丈夫。
一歩ずつ、あなたのペースで。
“ふたりの答え”を見つけていけますように🌷
また次回のブログで、お会いしましょう。
◆ 「私は、夫を誤解していた」——そんな気づきから
結婚して数年が経ったある日、
私は、夫の“無口さ”にずっとモヤモヤしていました。
「何を考えてるかわからない」
「ちゃんと気持ちを言ってくれたらいいのに」
そう思っていたけれど、ある時ふと、
「私の方こそ、夫のことをわかろうとしてたかな…?」と振り返ったんです。
すると、それまで見えていなかった夫のやさしさに、
いくつも気づくようになりました。
✔ 私が疲れてる日は、そっと洗い物をしてくれていた
✔ 忙しいとき、帰り道に私の好きなパンを買ってきてくれていた
✔ 私の話には少し不器用だけど、いつも真剣に耳を傾けてくれていた
言葉じゃない愛の形。
私が「気づけなかった」だけだったのかもしれません。
それから私は、「聞くこと」に加えて、
“見ようとすること”も意識するようになりました。
黙っている理由も、そこにある静かな優しさも、
気づこうとすれば、ちゃんと見えてくるものなんですね。
きっと、あなたのパートナーにも、
言葉にしない想いがたくさんあるはずです。
「この人のこと、もうわかってる」
そう思う日こそ、もう一度やさしく問いかけてみてください。
そして、今日という一日が、
ふたりの距離をそっと近づけるきっかけになりますように。
◆ もうひとつの、すれ違いの話
以前、相談に来てくださったある女性の話です。
「夫が全然話を聞いてくれないんです」と彼女は言いました。
「私が何か話すと、すぐに“それは違う”とか“そうじゃないよ”って遮られるんです。
だからもう、話すのもやめちゃったんです」
私は彼女にこう尋ねました。
「そのとき、どんな気持ちになりますか?」
彼女は少し考えてから、こう答えました。
「……悲しいです。本当は、ただ気持ちをわかってほしいだけなのに」
私はそれをメモしてもらい、後日、それをご主人に見せてもらいました。
すると、ご主人はこう言ったそうです。
「そんなふうに思ってたなんて、知らなかった。
僕は、ただ解決してあげたいと思ってた。良かれと思って…」
ふたりは泣きながら話し合い、
その日から「話すときは、まず最後まで聞く」というルールを作ったそうです。
小さなすれ違いだったけれど、
“伝え合おうとする姿勢”が、ふたりの関係を変えたのです。
◆ あなたの「思い込み」も、やさしくほどけますように
誰かと一緒に生きていくということは、
誤解し合ったり、ぶつかり合ったりすることもあるということ。
でも、そこで立ち止まって、
「本当はどう思ってる?」と聞けるかどうかが、未来を分けます。
言葉は、すれ違いも生むけれど、
関係をつなぐ“橋”にもなるんです。
あなたの中にある思い込みが、
今日、ほんの少しやさしくほどけますように。
そして、“ふたりの答え”が、
これから少しずつ見つかっていきますように。
このブログが、そのお手伝いになれたら嬉しいです。
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